共催ウェビナーは、自社だけでは届かない見込み顧客に一度でリーチできる、BtoBで最も費用対効果の高い集客手法のひとつです。ところが実際にやってみると、「相手のリストからの申込が想定より少ない」「獲得したリードをどちらがどう追うか曖昧なまま終わった」「2回目の声がかからない」——そんな声が後を絶ちません。AiWiLLが累計112件のウェビナー・イベント企画を支援してきた中でも、共催は単独開催より設計の難易度が一段上がります。
理由ははっきりしています。共催ウェビナーの成否は当日ではなく、開催前の「相手選び・テーマ設計・取り決め」でほぼ決まるからです。本記事では、共催相手の選び方、両社の顧客に刺さるテーマの作り方、役割分担と費用の取り決め、リードの共有とフォロー導線の設計までを、合意しておくべき項目のチェックリスト付きで解説します。
まず結論:共催の成否は「相手選び3条件」と「開催前の取り決め」で決まる
共催ウェビナーで押さえるべき結論を先にまとめます。
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| 相手選び | ①顧客層が重なる ②商材が競合しない ③リード獲得への本気度が同じ——の3条件で選ぶ。リストの大きさだけで選ばない |
| テーマ設計 | 両社の商材の「間」にある顧客の課題をテーマにする。どちらかの商品説明会になった時点で失敗 |
| 役割分担 | 集客目標・費用・運営・リードの扱いを開催前に書面で合意する。「なんとなく折半」が最大の火種 |
| リードの扱い | 申込時に両社への情報提供の同意を取り、開催後のフォロー範囲(誰が・いつ・何を)まで決めてから告知を始める |
単独開催との最大の違いは、意思決定者が2社に増えることです。だからこそ、曖昧さを残したまま走り出すと、すべての曖昧さが開催後に請求書として返ってきます。以下、順番に潰していきます。
共催相手の選び方|リストの大きさで選ぶと失敗する
共催の打診をもらうと、つい相手のハウスリストの大きさに目が行きます。しかし112件の現場で見てきた限り、成果を分けるのはリストの量ではなく「重なりと本気度」です。
| 条件 | 確認すること | 確認の仕方 |
|---|---|---|
| ① 顧客層が重なる | 相手のリストに、自社のターゲット(業種・規模・役職)がどれだけいるか | 「御社の顧客層の中心はどの業種・規模ですか」と具体的に聞く |
| ② 商材が競合しない | 同じ顧客の同じ予算を取り合う関係でないか。むしろ補完関係か | 顧客の購買プロセスのどこに両社が位置するか図にする |
| ③ 本気度が同じ | 相手も「リード獲得」を目的にしているか。付き合いでの登壇でないか | 集客目標数を聞く。数字が出てこない相手は本気度が低い |
たとえば「会計ソフト×労務管理ソフト」「ツールベンダー×導入支援コンサル」のように、同じ顧客の隣り合う課題を扱う組み合わせが理想形です。①と②を満たしても③が欠けると、相手の告知が一斉メール1通だけ——ということが起きます。
テーマ設計|両社の「間」にある課題を狙う
共催テーマの失敗は2パターンしかありません。どちらかの商品説明会になるか、2つのテーマを無理に足して焦点がぼやけるかです。正解は、両社の顧客が共通して抱える課題のうち、1社だけでは答えきれないものをテーマに置くことです。
| テーマ例 | 何が問題/何が良いか | |
|---|---|---|
| 悪い例 | 「〇〇(自社ツール)と△△(相手ツール)のご紹介セミナー」 | 2本の商品説明の連結。参加者は「営業された」だけで終わる |
| 良い例 | 「バックオフィスの属人化を解消する|業務フローとシステムの整え方」(業務コンサル×ツールベンダー) | 顧客の課題が主役。両社の知見が「課題解決の前半と後半」として自然につながる |
構成も「前半A社・後半B社」の発表会形式より、共通テーマに対する対談・パネル形式の方が、宣伝色が薄まり満足度が上がります。テーマの型はBtoBウェビナーテーマの決め方と100例の対談・パネル型が参考になります。
役割分担と費用|「なんとなく折半」を書面に変える
共催でもめる原因は、ほぼすべて開催前の取り決め不足です。最低限、次の項目を1枚の合意メモにしてから告知を始めてください。
| 取り決め項目 | 決めること | よくある落とし穴 |
|---|---|---|
| 集客目標 | 各社の申込目標数と告知手段(メール回数・SNS・営業からの案内) | 「お互い頑張りましょう」のまま、片方だけが集めて不公平感が残る |
| 費用負担 | 配信ツール・運営外注費・広告費を誰がいくら持つか | 折半と言いつつ、実務工数(事務局・台本)が片方に偏る |
| 運営の主担当 | 申込管理・リマインド・当日配信・司会をどちらが持つか(または共同で外注するか) | 両社とも「相手がやると思っていた」で抜ける |
| 制作物の権利 | 録画・資料の二次利用範囲(各社の営業利用・公開可否) | 開催後に「その使い方は聞いていない」となる |
| ブランド表記 | ロゴの並び・主催/共催の表記・申込ページの名義 | 細かいようで、社内の広報チェックで直前に揉める |
運営実務(事務局・配信・台本)をどちらが持つかで揉めそうな場合は、中立の運営代行に共同で外注し、費用を折半する形が公平で品質も安定します。外注できる範囲はウェビナー運営代行とは?外注できる範囲・費用・失敗しない選び方を参照してください。
リードの共有とフォロー導線|ここが共催の本丸
共催ウェビナーの目的はリード獲得です。なのに、リードの扱いが最後まで決まっていない共催が驚くほど多い。次の3点は告知開始前に必ず固めてください。
1. 申込時の同意設計。申込フォームに「ご記入いただいた情報は共催各社(社名明記)に提供されます」の明示と同意を入れます。これがないと、相手リストの申込者に自社からフォローすること自体が個人情報の扱いとして問題になります。プライバシーポリシーへのリンクも両社分を置くのが安全です。
2. リード共有の範囲とタイミング。申込者全員を両社で共有するのか、アンケートで同意した人だけか。共有はいつ(開催翌日まで等)、どんな形式(CSV項目)で行うか。ここまで決めて初めて「リードを獲得した」と言えます。
3. フォローの棲み分け。開催後、両社が同じ参加者に同時に営業メールを送ると、参加者の体験は最悪になります。全体への御礼・録画案内はどちらが送るか、個別フォローは「自社に関する質問・相談があった人を各社が追う」のか——文面と送信日まですり合わせておきます。フォローメールの型はウェビナー後フォローメール例文がそのまま使えます。
共催ウェビナー合意チェックリスト12項目
キックオフMTGでこのリストを画面共有し、全項目を埋めてから告知を開始してください。
- □ 1. 両社の目的(リード獲得・認知・既存顧客向け)が一致しているか確認した
- □ 2. 各社の集客目標数と告知手段・回数を決めた
- □ 3. テーマが「どちらかの商品説明」になっていないか相互確認した
- □ 4. 費用の分担(ツール・外注費・広告費)を決めた
- □ 5. 運営の主担当(申込管理・リマインド・配信・司会)を決めた
- □ 6. 申込フォームに両社への情報提供の同意文言を入れた
- □ 7. リード共有の範囲・タイミング・形式を決めた
- □ 8. 開催後フォローの棲み分け(誰が・いつ・何を送るか)を決めた
- □ 9. 録画・資料の二次利用範囲を決めた
- □ 10. 主催・共催の表記、ロゴ、申込ページの名義を決めた
- □ 11. 日程変更・中止時の費用と判断ルールを決めた
- □ 12. 以上を1枚の合意メモにして両社で保存した
共催の失敗3パターン
| 失敗パターン | 何が起きるか | 回避策 |
|---|---|---|
| リスト目当てで相手を選ぶ | リストは大きいが顧客層がずれていて、申込はあっても商談にならない | 相手選び3条件(重なり・非競合・本気度)で判断する |
| 商品説明の二本立てになる | 満足度が下がり、両社のブランドが同時に傷つく。アンケートが荒れる | 顧客の課題を主役に、対談・パネル形式で設計する |
| リードの扱いを後回しにする | 共有の同意がなくフォローできない/両社の営業が重複して参加者の印象が悪化 | 同意設計・共有範囲・フォロー棲み分けを告知前に書面化する |
AiWiLLは共催ウェビナーの「中立の運営事務局」になれます
WiLLWEBINARは、60分ウェビナー1本15万円(税別)で、企画・告知・当日運営・開催後フォロー・簡易レポートまでを一気通貫で支援するAiWiLLのウェビナー運用代行サービスです。共催の場合は、両社の間に立つ中立の事務局として、テーマ設計の壁打ち、合意メモの整備、申込管理とリード共有の実務、当日運営までを担えます。
累計企画数112件、累計参加人数10,551名、顧客満足度94.9%、平均申込率52%。2社の調整コストで共催を諦めてきた会社こそ、事務局ごと外に出す形を検討してみてください。集客設計の基本はBtoBウェビナー集客の設計方法もあわせてご覧ください。
実務で使う判断基準
「共催ウェビナーの企画方法|リード獲得で失敗しないテーマ設計・役割分担・フォロー導線」を検討するときは、情報を読んで終わりにせず、自社の状況に置き換えて判断できる状態まで落とし込むことが重要です。特にウェビナー・オンラインセミナーの領域では、見た目の完成度や当日の盛り上がりだけでなく、企画前後の営業接点、参加者の行動、社内の意思決定まで含めて設計しなければ成果が残りません。
この記事では「まず結論:共催の成否は「相手選び3条件」と「開催前の取り決め」で決まる」、「共催相手の選び方|リストの大きさで選ぶと失敗する」、「テーマ設計|両社の「間」にある課題を狙う」、「役割分担と費用|「なんとなく折半」を書面に変える」、「リードの共有とフォロー導線|ここが共催の本丸」を中心に解説していますが、実務では次の5点を同時に確認すると、外注すべき範囲、自社で持つべき範囲、優先して改善するべき範囲が見えやすくなります。
| 確認項目 | 見るべきポイント | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 目的 | 集客、申込率、当日参加率、録画活用、商談化のどこで詰まっているか | 目的が一文で言えない場合は、先に企画の前提を整理する |
| 対象者 | 誰のどの意思決定を前に進めたいのか | 参加者属性だけでなく、参加後に期待する行動まで決める |
| コンテンツ | 参加者が社内で説明できる材料が残るか | 資料、録画、事例、チェックリストに転用できる形にする |
| 運営 | 受付、進行、配信、フォローの責任分界が明確か | 担当者名ではなく、判断権限とバックアップ体制まで決める |
| 成果計測 | 参加者数だけでなく、有効商談、録画視聴、追客返信、次回テーマへの学習まで残す | 開催後24時間以内に見る数値と、1か月後に見る数値を分ける |
この表を埋めるだけでも、単なる情報収集ではなく「自社なら何を決めるべきか」が明確になります。外部パートナーへ相談する場合も、目的、対象者、期待する行動、既存の営業導線、社内で不足している運営リソースを渡せるため、見積もりや提案の精度が上がります。
失敗しやすいパターン
「共催ウェビナーの企画方法|リード獲得で失敗しないテーマ設計・役割分担・フォロー導線」のようなテーマで成果が出ないとき、多くの場合は知識不足ではなく、設計順序のズレが原因です。先に手段を決め、後から目的やフォローを足すと、担当者は忙しくなる一方で、事業成果への接続が弱くなります。
- 配信ツールだけを先に決め、申込導線やリマインド文面が後回しになる。
- 当日の参加率だけを見て、録画視聴やフォロー面談への接続を測らない。
- 講師や資料は良いのに、冒頭で参加者の課題設定が弱く離脱される。
- 社内向けの確認資料が不足し、承認者が費用対効果を判断できない。
- 外注先に依頼する範囲が曖昧で、当日直前に追加作業と確認漏れが増える。
避けるべきなのは、イベントやウェビナーを「開催すること」自体が目的になる状態です。企画段階では、参加者が何を理解し、どの不安が減り、どの行動に進むのかを先に決めます。そのうえで、タイトル、登壇者、台本、会場、配信、メール、アンケート、フォローを逆算すると、施策全体に一本の線が通ります。
社内で確認しておく項目
ウェビナー・オンラインセミナーの企画を前に進めるときは、担当者だけで細部を詰めるより、社内合意に必要な論点を先に揃えるほうが早く進みます。特に「共催ウェビナーの企画方法|リード獲得で失敗しないテーマ設計・役割分担・フォロー導線」に関する検討では、次の項目が未整理のままだと、制作会社や運営代行会社に相談しても提案が抽象的になりがちです。
- 今回の企画で最も動かしたい指標は何か。申込、参加、商談、既存顧客接点、採用、広報のどれを優先するか。
- 参加者は開催前にどんな不安や疑問を持っているか。その不安を本文、告知文、当日の構成でどう解消するか。
- 参加後に取ってほしい行動は何か。問い合わせ、資料請求、個別相談、社内共有、次回参加のどれにつなげるか。
- 社内で必ず確認が必要な部署はどこか。営業、マーケティング、広報、人事、経営、情報システム、法務の関与範囲を決める。
- 当日運営で失敗できない箇所はどこか。受付、音声、投影、配信、登壇者誘導、質疑応答、終了後案内を洗い出す。
- 開催後に残すべき資産は何か。録画、写真、議事録、参加者の声、FAQ、営業資料、次回改善メモを決める。
- 外注する場合、どこまで任せるか。企画、台本、LP、集客文面、当日運営、配信、レポート、フォロー設計を分ける。
- 見積もり比較で価格以外に見る項目は何か。責任範囲、実績、当日体制、改善提案、トラブル時の判断力を見る。
- 開催後24時間以内に誰が何を確認するか。参加データ、アンケート、問い合わせ、録画、営業連携を即日で動かす。
- 次回開催へ残す学びは何か。良かった演出ではなく、再現できる型として残す。
この確認項目を事前に埋めると、社内の承認、外注先への依頼、当日運営、開催後フォローが分断されにくくなります。AiWiLLではイベントを単発の制作物ではなく、営業、広報、採用、顧客接点に転用できるビジネス資産として設計するため、この事前整理を重視します。
企画から開催後までの進め方
ウェビナー・オンラインセミナーは、当日だけを切り出して考えると失敗しやすくなります。「共催ウェビナーの企画方法|リード獲得で失敗しないテーマ設計・役割分担・フォロー導線」を実務に落とすなら、準備、告知、当日、終了後を別々の作業として管理するのではなく、参加者の行動が自然につながる一本の流れとして設計します。
- 最初に、今回の企画で変えたい状態を決めます。認知を広げたいのか、商談を増やしたいのか、既存顧客の満足度を上げたいのか、社内の一体感を作りたいのかを一つに絞ります。
- 次に、参加者が開催前に持っている疑問を洗い出します。費用、比較、進め方、失敗例、社内承認、当日運営など、検索される言葉をそのまま企画の材料にします。
- そのうえで、告知文と当日の構成を合わせます。告知で約束した価値と、当日最初に提示する課題がずれていると、参加者は早い段階で離脱します。
- 運営面では、テーマ決定、申込ページ、告知文、リマインド、当日進行、録画活用、フォローの順に一本化することが重要です。
- 開催後は、当日参加できなかった見込み顧客にも録画、要約、FAQ、次回案内を届けるところまでを一つのタスクとして扱います。
この流れを事前に決めておけば、担当者が場当たり的に動く必要が減ります。社内の確認も、外注先への依頼も、開催後の改善も同じ前提で進められるため、次回以降の再現性が高まります。
成果を測る指標
「共催ウェビナーの企画方法|リード獲得で失敗しないテーマ設計・役割分担・フォロー導線」の成果は、開催直後の印象だけで判断しないことが大切です。盛り上がった、参加者が多かった、トラブルがなかったという評価は必要ですが、それだけでは次回改善にも売上貢献にもつながりません。企画目的に合わせて、開催前、当日、開催後の指標を分けます。
| タイミング | 見る指標 | 改善に使う視点 |
|---|---|---|
| 開催前 | 申込率、当日参加率 | 告知文、タイトル、対象者、申込導線が噛み合っていたか |
| 当日 | 平均視聴時間、質問数、アンケート回答率 | 構成、進行、運営、参加者体験に詰まりがなかったか |
| 開催後 | 録画視聴数、個別相談化数 | 次の商談、資料化、次回開催、社内共有に接続できたか |
数値を見るときは、平均だけでなく「どこで離脱したか」「どの導線で反応が良かったか」「どの質問が商談につながりやすいか」を確認します。特にBtoB領域では、参加者数よりも、参加者の質と次の行動が重要です。イベントやウェビナーのレポートは、単なる結果報告ではなく、次回企画と営業活動の改善資料として使える形に整えます。
外注する範囲の決め方
外注を検討するときは、最初から「全部任せる」か「すべて自社でやる」かの二択にしないほうが安全です。「共催ウェビナーの企画方法|リード獲得で失敗しないテーマ設計・役割分担・フォロー導線」に関する業務は、企画、告知文、申込ページ、配信設定、リマインド、当日進行、録画活用、フォロー設計のように複数の工程に分かれます。自社で強い工程と、外部の経験を借りるべき工程を分けることで、費用対効果が見えやすくなります。
- 自社で持つべきもの: 事業目的、顧客理解、伝えたいメッセージ、営業上の優先順位、社内承認の基準。
- 外部に任せやすいもの: 進行設計、台本化、配信・会場運営、集客文面の改善、当日のトラブル対応、レポート化。
- 共同で作るべきもの: 参加者の課題設定、コンテンツ構成、CTA、フォロー導線、開催後の二次活用。
見積もりを比較する際は、単価だけでなく「どの工程まで含まれているか」「誰が最終判断を持つか」「当日トラブル時に誰が動くか」「開催後に何が納品されるか」を確認します。安く見える見積もりでも、台本、リマインド、レポート、録画活用、営業連携が含まれていなければ、結果として社内工数が増えることがあります。
AiWiLLの設計視点
AiWiLLは累計112件のイベント・ウェビナー企画を支援してきた経験から、イベントを「当日を無事に終える作業」ではなく、「一度の接点を半永久的なビジネス資産に変える設計」として扱います。ウェビナーでは、申込率、当日参加率、アンケート回答、録画視聴、フォロー面談までを一連の導線として見ることが重要です。
たとえば「共催ウェビナーの企画方法|リード獲得で失敗しないテーマ設計・役割分担・フォロー導線」を検討する場合でも、最初に見るべきなのは施策名や形式ではありません。誰に、何を、なぜ今伝えるのか。その内容が参加者の社内説明や比較検討に使えるのか。開催後に営業、広報、採用、カスタマーサクセスのどこへ接続するのか。ここまで決めると、必要なコンテンツと運営体制が自然に決まります。
逆に、目的が曖昧なまま制作や運営だけを外注すると、表面上は整っていても成果が残りにくくなります。見栄えのよいLP、きれいなスライド、安定した配信は大切ですが、それだけでは参加者の行動は変わりません。企画の前段で「参加者が行動する理由」を作り、当日の中で「信頼できる根拠」を示し、終了後に「次の一歩」を自然に置くことが必要です。
実務でよくある質問
Q. 共催ウェビナーの企画方法|リード獲得で失敗しないテーマ設計・役割分担・フォロー導線は自社だけで進めても問題ありませんか?
A. 自社で企画と登壇内容を持てる場合は内製でも進められます。ただし、集客文面、申込導線、配信、当日進行、録画活用、フォローまで同時に設計する必要がある場合は、外部パートナーを入れたほうが失敗リスクを下げられます。
Q. 相談前に何を準備すればよいですか?
A. 目的、対象者、開催時期、想定参加者数、既存の集客リスト、登壇者候補、社内の決裁者、開催後に期待する行動を整理しておくと、提案の精度が上がります。すべて決まっていなくても構いませんが、決まっていることと未定のことを分けて共有することが大切です。
Q. 費用を抑えるにはどこから考えるべきですか?
A. 最初に削るべきなのは、成果に直結しない装飾や過剰な演出です。逆に、告知文面、参加者導線、当日進行、終了後フォローは成果に直結するため、安易に削ると機会損失が大きくなります。費用を抑える場合も、目的と参加者体験を壊さない範囲で優先順位を決めます。
Q. CTAは必ず入れるべきですか?
A. 必ずしも強いCTAを置く必要はありません。読者が情報収集段階であれば、関連記事やチェックリストへの導線でも十分です。ただし、課題が明確で外部支援を検討している読者には、相談先が分かる導線を自然に置くほうが親切です。
ウェビナーを一度きりの配信で終わらせず、申込、当日運営、録画活用、商談化まで一つの導線として設計したい場合は、WiLLWEBINARの活用が向いています。
よくある質問
共催ウェビナーのメリットは何ですか?
最大のメリットは、相手社のハウスリストを通じて、自社単独では届かない見込み顧客にリーチできることです。加えて、共催相手の信頼を借りられること、費用と運営工数を分担できることもメリットです。
共催相手はどう探せばよいですか?
既存の取引先・パートナー企業・導入ツールのベンダーなど、すでに接点のある会社から「顧客層が重なり、商材が競合しない」相手を探すのが近道です。SNSやコミュニティ経由の打診も有効ですが、初対面の相手とは小さく1回試してから継続を判断してください。
集客はどう分担すべきですか?
各社が自社チャネル(メールリスト・SNS・営業からの案内)で集める形が基本です。重要なのは「お互い頑張る」ではなく、各社の申込目標数と告知回数を事前に数字で合意することです。
獲得したリードは両社で共有できますか?
申込時に両社への情報提供を明示して同意を得ていれば共有できます。同意設計をせずに開催してしまうと、後からの共有は個人情報の扱いとして問題になるため、告知開始前のフォーム設計が必須です。
3社以上の共催は効果的ですか?
リーチは広がりますが、調整コストとテーマの焦点ぼけが急増します。初めてなら2社共催で型を作り、うまくいった相手と回を重ねる方が、結果的にリードの質も運営品質も高くなります。
共催の運営だけ外注できますか?
できます。WiLLWEBINARでは、両社の間に立つ中立の事務局として、合意事項の整理、申込管理、リマインド、当日運営、リード共有の実務までを請け負えます。費用を両社で折半する形も可能です。
まとめ:共催は「いい相手と組む」より「いい取り決めをする」
共催ウェビナーの成功要因は、有名な会社と組むことではありません。顧客層が重なり、競合せず、本気度が同じ相手と、リードの扱いまで含めた取り決めを開催前に終わらせることです。逆に言えば、この設計さえできていれば、共催は単独開催の数倍のリーチを、ほぼ同じ工数で実現できる手法です。
まずは既存の取引先・パートナーの中から3条件に合う候補を1社挙げ、本記事のチェックリスト12項目を持ってキックオフを設定してください。取り決めの叩き台があるだけで、相手からの信頼も、開催後の成果も大きく変わります。

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